meld-1.3.1 と intltool
meld-1.3.1がリリースされていたのでパッケージングした。meldとは、diffのGUIラッパーという感じのもので、ソース変更を探すときによく使う。
今回、翻訳が間に合ってなかったようなので、patchを当てました。configure対応のパッケージなら一度configureスクリプトを実行してからの作業になるのですが、meldはそうじゃない。しかし、poディレクトリにGNUmakefileがあるので、安心して翻訳作業ができる。
まずは、potファイルを最新にするため、
$ make meld.pot intltool-update --pot Unsuccessful open on filename containing newline at /usr/bin/intltool-update line 1071.
エラーが出てますが、meld.potはできている。次に
$ cp ja.po ja.po.old
でコピーした後
$ intltool-update ja Unsuccessful open on filename containing newline at /usr/bin/intltool-update line 1071. ................................................... 完了. 233 個の翻訳メッセージ, 9 個の翻訳があいまいです, 10 個の未訳のメッセージ.
となり、ja.poが更新される。後は、ひたすらja.poを翻訳作業。
$ gtranslator ja.po
が便利。geditなどで編集しても良いのですが、[状態]をクリックして、正常ではないもの(例えば #, fuzzy がついているもの)を上に持ってきて修正すると、簡単にできる。youtranslateやgwaeiなどを使うと翻訳も簡単。
実は、geditで編集して、fuzzyを削除していなかったため、最初は日本語になっていない部分があった。あとからgtranslaterで編集して気づいたので、最初からそれなりのソフトを使うべき。
気が向いたら、glib-gettextizeやintltoolの話を書こうと思う。