devhelp

GNOMEのhelp表示プログラム。アルファベット順に並んでいるので、GTK+は若干下になるけど、GTK+ Reference Manualに記述されている。マニュアルは日本語化されてないので、興味があれば取り組めば良いと思う。
リファレンスマニュアルと書かれているけど、概要の「Compiling GTK+ Applications」に、pkg-configを使ったコンパイル及びリンク時のフラグを生成したり、コマンドラインで渡す方法が記載されている。
GTK+を使用したアプリケーションの例は、「Main loop and Events」に記載している。この例では、i18nサポートまで書かれているが、その下のgtk_set_localeに書かれているとおり、gtk_initから呼び出されるので、通常不要である。後は、gtk_mainで無限ループ開始し、gtk_main_quitで終了することが分かっていれば、アプリケーションは作れると思う。

このように、ヘルプを見ながらプログラムを書く場合、devhelpがあれば非常に便利である。本来なら、anjutaといわれる統合開発環境で利用するため、devhelp単独で利用することは少ないが、ちょっとした調査ならわざわざanjutaを起動するより速いので、いろいろ調べてみるとおもしろい。