dconf 関係の日本語化って先は遠いのかな?

GNOME 2.32.0 から正式に dconf がGNOMEに採用された。基本的にはGConf2がGSettings(GIOモジュールの一つ)に統合され、dconfはGSettingsのバックエンドになる感じみたい。これじゃ、わからんな。。。

これまでは、GNOMEではアプリケーションの設定ファイルをschemaというXML形式で作成し、/etc/gconf/schemas 以下に *.schemas というファイル名で保存していたのですが、これを /usr/share/glib-2.0/schemas 以下に *.gschema.xml というファイル名で保存することにしたもの。

設定の編集はこれまで GUI なら gconf-editor 、CLI なら gconftool-2 で行っていたものを、 GUI なら dconf-editor 、 CLI なら gsettings で行うみたい。 (gsettings コマンドはこれから調査予定。)

GConf2 と gconf-editor と *.schema は日本語可能だったのに、 dconf-editor は日本語化されていないし、*.gchema.xmll10nhttp://library.gnome.org/devel/gio/unstable/ch27s06.html に書いてますが、*.gchema.xml.in を作って gettext-domain すると自動的に生成される (Makefile.amの細工は必要)はずなのに、手元ではl10n="messages" を使っているファイルも org.gnome.shell.gschema.xml 以外に無いみたい。

GNOME 3.0 のリリースを来年初頭にしているのに、この状態ってのはまずい気もする。もうちょっと開発版を試したほうが良いのかもしれない。 GNOME 2.91.x とかだと進んでいるのかな?