automake-1.11.2 が厳密すぎる

automake-1.11.2 が12月22日にリリースされたのですが、内部での調査が厳密になり過ぎていて、既存のMakefile.amでエラーになることが頻発しております。
とりあえず、pkglib_PROGRAMS という宣言があるとエラーになるので、これだけ回避することにしました。
確かにプログラムは /usr/local/lib じゃなくて /usr/local/libexec にインストールすべきですが、「そうじゃないからエラー!」ってのは酷いと思います。せっかく、-W (--warning=)オプションの CATEGORY に、 obsolete portability extra-portability などがあるので、そっちにするか、デフォルトの unsupported にするかして欲しいものです。

automake-1.12 系列をリリースするための準備だということは分かるのですが、いきなりエラーはちょっと厳しい気がします。おそらく、automake-1.12 系がリリースされたときには、autoconf-2.49 が出た当時のような阿鼻叫喚の図が繰り広げられるんだろうな〜なんて思ってます。