オープンセミナー2009@四国完了

とある理由で、帰宅が今日になってしまったけど、一応7/25に完了しました。
私の司会も、多少おかしなところもあったと思いますが、無事完了しました。

最初は、この時期ということもあり、
衆議院議員 平井たくや」先生の話。
かなり勉強されているようで、論理的矛盾もなく、理想も掲げていて楽しめました。その理想は「エコなデータベース」。Googleなどの電気代の話からのヒントかもしれませんが、データベースとそこから適切なデータを引き出すというのが現在のトレンドの1つでもありますが、電気使用量が多くエコではない。日本人なら低消費電力のデータベースを作るべきだ。そして、それに投資しようという趣旨。妙に納得してしまった。

これから本格セミナー開始。
まずは、吉田さんの「GPUプログラミング」
これまでアセンブラで行っていたGPUプログラムをC#rubyで行うデモ。しかも、並列処理部分のみをGPUにさせることもでき、それはそれで楽しそう。残念ながら、デモ環境がLinuxではないので、Linuxで使えるかどうかは不明。お客さんも、余りにコアな話だったので、ついてきていたのは少数だったかな?

続いて、片山さんの「botの最新動向」
あいかわらず、怖い話。。。でも書いちゃまずいから書かない。。。ここまで進化したbotが存在するのか〜というのが正直なところです。これもLinuxの話じゃないので、、、

3つめは、相馬さんの「アジャイル型開発の方法と実践」
アジャイルって、個人的には人間味溢れる開発手法だと思っていたのですが、発表者の相馬さんが人間味溢れる人で、本当にアジャイル型の開発を広めたいんだな〜と感じる内容でした。業務系アプリケーションは、その企業が進化しつづけるなら、アプリケーションも進化し続けるので、アジュールが最適という話や、システムの目的とユーザのメリットが分からないシステムは、アジュールでは難しいという話があり、感覚的に感じていたことを理論として上手にまとめられていると思います。この理論が正しいかどうかは歴史が判断してくれると思います。範囲が限定されるかもしれませんが、正しい理論であって欲しいと思います。

最後は、澤田さんの「PostgreSQLによるHIS」
病院の情報システムをPostgreSQLで組んだ話をしていただきました。院内開発なので、前述のアジュール的な開発をされてきたのだな〜と感じ、よい事例だと思います。後半は、DB管理の話で、pgFouineを使ったSQLログ解析や、テーブルのチューニングが重要という話をされていました。チューニングがうまく行くと、エコなシステムになりますが、どうなんでしょうか?実例を楽しく聞けて良かったと思います。

終わった後は、恒例の懇親会。80%以上参加で盛り上がりました。でも、私は小さい娘さん(1歳7ヶ月?)と仲良くなれたのがうれしかったです。

ということで、楽しい一日でした。